私の外反母趾体験記 その6 (浮き指)
外反母趾矯正整体に出逢ってから、
自分の外反母趾とも向き合いつつ、
たくさんの様々な方の足の施術をさせていただきました。
その中には、外反母趾の方、外反母趾ではない方、
足の状態を限定せずに施術をさせていただきました。
その中で、
「外反母趾の症状よりも多いのでは?」
と思った足の症状は、
「浮き指」
です。
浮き指は、足の痛みの症状は、相当重度にならない限り起こらないので、
自分の足が浮き指だと気づく人は大変少ないと思います。
最近、テレビでようやく取り上げられるようになり、その認知も少しずつですが、
高まってきました。
しかも、年齢や性別にかかわらず、その症状の方のいかに多いことか・・・。
びっくりしました。
写真は、50代自営業の女性です。
この方は、外反母趾ではありません。
浮き指にしても、まだ、軽い方なんですが、
写真を見るとまるで足の形がヒールの靴を履いているように
見えます。
(これよりももっとひどいヒールの形をした足の方も
おられます。)
甲も高くなっています。
そして、黒丸のところの部分が全体的に
厚みが出てくるのが特徴のひとつです。
この方は、足の裏の第2指や第3指(手でいう人差し指中指)の付け根の下、
足の平とでも言いましょうか、そこに大きなタコができていました。
毎晩、軽石で削っていたそうです。
外反母趾矯正整体を行ったところ、
その後、タコの厚みが減少したそうです。
この黒丸の部分の厚みも減少してきたと喜んでおられました。
この方は、以前にピラティスの授業で
「足の指全部を使って歩いてください。」
と言われたそうなのですが、
この施術を受けて、その意味がようやくわかったとのことでした。
それまでは、自分の立ち方、歩き方も
足指が床についていない状態
に全く気づいていなかったそうです。
つまり黒丸の部分の足の裏をメインに地面に打ちつけて歩いていたということになります。
だから、この部分の皮膚が特に固くなってしまい足の裏に
厚みのある幅広いタコ(胼胝・ベンチという)ができてしまうのです。
浮き指の方で、人によっては、かかとに体重が直接かかる歩き方をするので、
かかとに痛みが出る方もいます。
従って、腰や背中に直接歩いた衝撃の影響が行ってしまい、
腰痛や肩こりの原因になる方も多いのです。
実際にこの外反母趾矯正整体の施術後に
「腰痛が楽になった」
「胸が開く感じがする、肩が楽になって姿勢が変わった気がする」
というお客様の喜びのお声があります。
もっと浮き指がひどい場合は、頭痛も発生している場合も。
近年は子供の外反母趾もそうですが、成長期の子供の浮き指も多く、
運動に支障が出たり、子供だけど、肩こり、腰痛、頭痛がひどくなってしまう子も多いようです。
成長期ということもあり、少々大きさが大きい靴を履いていたり、
お子様に大人のようなヒールの高い靴を履かせてしまったりして、
その結果が足に出てしまうのかもしれません。
彼らは、成長期だからこそ、からだの関節も柔軟な状態であり、
側弯症の子供たちも多いのですが、
足にもこういった症状が出るというのも認識が今後は、
必要になってくると思います。
あなたは大丈夫ですか?
あなたの原因不明なからだの不健康、不調は、
もしかしたら、足を見直すことで、
改善されるかもしれません。
じっくり足を観察してみてくださいね。